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旅行概要
夏休みに東京から避暑を目的に、友達6人で長野県の上高地と美ヶ原を訪れました。大自然の中で山歩きや川辺での涼を楽しみ。夜は民泊でパーティーをしてリフレッシュし、友人との絆を深める時間を過ごしました。
今回の旅行プランは、早起きが不要なため、早起きが苦手な社会人にはぴったりです。体力は多少使いますが、平坦な道が多いため、ご年配の方やお子様連れでも楽しめます。
観光地の紹介
上高地
上高地は、長野県に位置する日本有数の山岳リゾートで、アルプスの美しい自然が広がる避暑地として有名です。標高約1,500メートルに位置し、特に夏の時期は涼しく、リフレッシュに最適な場所です。上高地内には、澄んだ水面が美しい大正池や、自然の静けさを感じる田代池、観光の中心的なスポットである河童橋、そして自然と調和した美しい橋である神明橋など、多くの見どころがあります。これらのスポットを巡りながら、穂高連峰や梓川の美しい風景を楽しむことができます。上高地のシンボルである河童橋からは、澄んだ梓川と壮大な穂高連峰が広がり、まさに自然の息吹を感じられる場所です。車でのアクセスは途中までとなりますが、公共交通機関を利用して気軽に訪れることができるのも魅力の一つです。
上高地の園路マップや各観光スポットの場所とモデルコースは上高地の公式サイトをご参照ください。
美ヶ原
美ヶ原は、長野県に広がる標高約2,000メートルの高原で、夏の避暑地として人気があります。美ヶ原は日本百名山の一つで、体力をあまり使わずに楽しめるハイキングコースが整備されており、誰でも気軽に自然を満喫できます。また、ビーナスラインは日本屈指の絶景ドライブコースで、終点には日本一高い位置にある道の駅『美ヶ原高原道の駅』や美ヶ原高原美術館、美しの塔があり、自然とアートが調和した風景が広がります。牧場では放牧された牛がのどかな風景を作り出し、リフレッシュに最適な高原リゾートです。
美ヶ原の散策マップは美ヶ原の公式サイトをご参照ください。
旅行プラン詳細
今回の旅行では、メインの観光地を上高地とし、その前後に美ヶ原を楽しむプランにしました。初日は渋滞の可能性があるため、メインの活動は2日目に設定し、1日目は美ヶ原を訪れるようにしています。宿泊先は、美ヶ原と上高地の間に位置する松本市内の宿を選び、移動の負担を軽減しています。
具体的なタイムスケジュールは以下です。
1日目
- 09:00 東京駅丸の内北口タクシー乗り場に集合し、出発
- 13:00 道の駅美ヶ原高原に到着(昼食は車内で軽く済ませる)
- 13:00-14:30 美ヶ原高原美術館を散策し、アートと自然を満喫
- 14:30-16:30 牛伏山から美しの塔、塩くれ場までの高原散策を楽しむ
- 16:30 道の駅美ヶ原高原を出発し、宿泊先へ向かう
- 18:00 宿に到着し、パーティー開始(途中のスーパーで飲食物を調達)
2日目
- 08:20 宿を出発
- 09:10 さわんどバスターミナルに到着
- 09:30 バスで上高地に出発
- 10:30 上高地・大正池に到着
- 10:30-12:30 大正池から田代池、河童橋までの自然散策を楽しむ
- 13:00-14:00 河童橋近くのレストランで昼食
- 14:30 上高地バスターミナルから帰りのバスに乗車
- 15:00 さわんどバスターミナルに到着後、東京へ帰路につく
感想と実感
避暑地として最高
上高地と美ヶ原は共に標高が高く、真夏でも気温が30度を超えることはほとんどなく、避暑地として最適です。今回訪れた際も、東京が35度の猛暑だったのに対し、上高地と美ヶ原は心地よい25度前後でした。特に美ヶ原では、雨が降った後だったため、半袖や短パンでは少し肌寒さを感じるほどでした。
アートと大自然の融合で感動
初日は、東京から美ヶ原までの移動を余裕を持って4時間と見込んでいましたが、渋滞の影響で約5時間かかってしまいました。到着は14時頃で、駐車場の営業時間が17時までだったため、牛伏山や美しの塔の散策は諦め、美術館のみの観光となりました。
到着時には雨が降った直後で、濃い霧に包まれており、人も少なく、アート作品が霧に囲まれた光景はまるでホラー映画のような雰囲気でした。
しかし、30分ほど歩くと、突然霧が晴れ、遠くの山々が姿を現しました。曇りから一転して青空が広がる光景に、山の雄大さを実感し、自然の前で人間の小ささを感じました。日々の仕事のストレスも一気に吹き飛び、非常にリフレッシュできました。
清流と山で心が癒される
上高地は通年でマイカー規制が行われているため、途中でバスや乗合タクシーに乗り換える必要があります。観光のスタート地点としては、大正池で降りることをおすすめします。多くの観光客は、大正池から散策を始め、上高地バスターミナルに向かうのが一般的なコースです。
また、上高地では熊に出会う可能性もあるため、熊よけベルを携帯することを推奨します。
詳しいアクセス情報については、以下の記事もぜひご参照ください。
上高地アクセス完全ガイド2024:松本・高山からのバス&車での行き方
大正池駅で降り、林間の小道を少し進むと、大正池が見えてきます。この池は、1915年に焼岳の噴火によってできたもので、特に早朝には穂高連峰が水面に映る幻想的な光景が広がり、写真愛好家や自然を楽しむ旅行者にとても人気のスポットです。
大正池から約25分歩くと、次に田代池に到着します。大正池とは異なり、田代池は静かで落ち着いた小さな池で、鴨が遊んでいる姿も見ることができます。
その先、林間コースと梓川コースに分かれますが、上高地の醍醐味は梓川のせせらぎを楽しむことなので、梓川コースをおすすめします。途中には川に足を浸せる場所もあり、壮大な穂高連峰を眺めながら清らかな水で足を冷やすと、全身が涼しさに包まれ、日常の悩みが一瞬で忘れ去られ、心も穏やかになります。
梓川コースを1時間ほど歩くと、上高地の中心地である河童橋に到着します。河童橋は観光客が集まる人気のスポットで、周辺にはレストランも複数ありますが、休日にはどの店も混雑しているため、すぐに食事をするのは難しい場合があります。
まとめ
この一泊二日の旅行は、東京から長野県の上高地と美ヶ原へと続く、夏の避暑とリフレッシュを目的とした素晴らしい体験でした。友人たちと共に自然に囲まれた穏やかな環境でのんびりと過ごし、日常のストレスから解放されました。大正池や田代池など、自然の美しさに感動するとともに、梓川沿いを歩きながら感じた心地よい涼しさや、突然の晴れ間に現れた壮大な景色は、都市生活の忙しさを忘れさせてくれるほどでした。
今回の訪問は夏期に行われましたが、春や秋にはまた異なる美しい景色が広がっています。春の花や秋の紅葉は、それぞれ季節の変化を色濃く反映し、新たな発見や感動を提供してくれることでしょう。そのため、異なる季節にもこの地を訪れることが非常に楽しみです。
費用詳細
今回の旅行で一人当たりにかかった費用の内訳は次の通りです。
- レンタカー、ガソリン、高速代:一人当たり約9,000円
- 宿泊費:一人当たり約10,000円
- 食事代:一人当たり約5,200円
- 上高地往復交通費:一人当たり2,800
関連リンク
- 上高地公式サイト:上高地公式ウェブサイト
- 美ヶ原高原美術館公式サイト:美ヶ原高原美術館
- 今回泊まった民泊:松本市にあるまる貸し切り住宅